1. |
真空テスト
冷媒回収後、5分だけ真空引きする。真空ポンプを止め、次の5分間、585mmHG(0.078Mpa)以上の真空を保持できるかを確認する。保持できない場合は本品を使用しない。 |
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2. |
付属ホースの真空引き
【134aの場合】
刺しピン(B)を穴の中に隠れるまで下げ、缶(C)を回してホースユニットを装着する。口金(D)を低圧ポートに取り付け、1分間、高圧側からのみ真空引きする。 |
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【R12の場合】
R12のシステムには、変換アダプター(部品番号20125)を低圧ポートに取り付け、【134aの場合】と同様の要領で付属ホースの真空引きをする。 |
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3. |
システムの真空引き
新品のレシーバー・ドライヤーに交換する。30分以上(できるだけ長い時間)735mmHg(0.098MPa)以上の真空引きをし、システム内の水分を完全に除去する。 |
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4. |
冷媒の充填
エアコンシステムに冷媒を規定値まで充填する。 |
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5. |
システムのチェック
エアコンのスイッチを入れエンジンを始動し、システムの低/高圧を測り異常がないことを確認する。
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6. |
缶に車両の冷媒を入れる
エンジンを止める。口金(D)を低圧ポートに取り付け、ハンドル(A)を回して缶に穴を開け車両の溶媒を缶に入れる。この時、缶の表面温度が40℃まで上がる。 |
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7. |
冷媒と混ぜる
缶を逆さまにし、よく振って冷媒とシール剤をよく混ぜる。 |
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8. |
コンプレッサーの始動
ハンドル(A)を時計回りに回してバルブを閉め、エアコンのスイッチを入れ、エンジンを始動させる。 |
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9. |
シール剤の注入
缶を逆さまにしたまま、ハンドル(A)を反時計回りに回して、バルブを開けシール剤を注入する。缶を振って中が空になったことを確認する。 |
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10. |
完了作業
必ず20分以上エアコンをかけ、スーパー・シール・プロTMをシステム内で循環させる。
スーパー・シール・プロTMが注入されていることを示すステッカーをよく見えるところに貼る。 |
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■FAQ |
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完全な真空引きを実施しても、レシーバー・ドライヤーを新品に取り替える必要はありますか? |
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古い車は、水分が混ざったオイルがレシーバー・ドライヤーに混入している可能性があります。その場合、真空引きで水分を除去するのは困難なため、必ずレシーバー&ドライヤーの交換をしてください。 |
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付属のホースを再使用できませんか? |
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付属ホースの再使用はしないでください。一度使ったホースには、異物が混入・発生している可能性があるためです。 |
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スーパー・シール・プロTMはどの様に機能するのですか? |
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本品に使われている薬剤は水分に反応して活性化し、亀裂を塞ぐパッチをつくります。冷媒がエアコンの亀裂から漏れる際に、その部分に発生した水分に反応し、直ちに穴を塞ぎます。 |
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スーパー・シール・プロTMをエアコンに注入した場合、バルブコアなどに目詰まりをおこす心配はありませんか? |
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レシーバー・ドライヤーを新品に取り替え、完全な真空引きをしたうえで、エアコン・システム内の水分を除去すれば、目詰まりの心配はありません。 |
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エアコン・システム中のスーパー・シール・プロTMは、どのような状態ですか? |
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漏れの部分を水分で捕らえて活性化するまで、エアコン・システム内では液体です。 |
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どれぐらいのサイズの穴までスーパー・シール・プロTMで塞げますか? また、同時に複数の穴を塞ぐことは可能ですか? |
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冷媒が完全に抜けるまで2週間以上かかる大きさの場合、適用できます。また2週間以内で抜ける場合でも、中程度のサイズであれば、たいていの場合は効果があります。さらに、同時に複数の穴を塞ぐことも可能です。ただし、24時間以内で抜けるような大きな穴の場合、効果は期待できません。 |
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回収した冷媒を再利用したいのですが? |
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スーパー・シール・プロTMは、冷媒と一括して回収した後、エアコン・オイルと共に冷媒から分離することもできるため、冷媒の再使用が可能です。 |