取扱商品

竹粉(バンブー)樹脂コンパウンド

 東京材料(株)では、プラスチック素材に竹粉(バンブー)パウダーをコンパウンドした成型材料販売及び開発をおこなっています。
 竹は伐採しても植栽することにより、わずか3年程度で成熟します。
方や、杉や檜は20年経過しても10M程度の成長に留まります。環境問題として、放置竹林に対して貢献しています。竹は国内髄一の未使用資源となり、年間1300万トン生み出すサステナブル材料です。
 また、竹紛を様々な樹脂にコンパウンドすることにより、高性能・高機能化のコンポジット化が可能となります。竹は抗菌性も兼ねており衛生面にも優れている素材となります。

 ※本製品の取扱い担当部署は、高機能材料事業部・開発部(お問い合わせは本ページ下部)となります。

カスタムメイドの対応が可能です。

プラスチック素材は自由設計となります。また、竹紛の含有率も自由設計です。

バイオマスに最適な竹粉末(バンブー)樹脂コンパウンド

竹粉末(バンブー)の主な特徴について

想定される用途について

汎用用途として、包装資材、アメニティグッズ(歯ブラシ、スプーン、フォーク、ストロー、髭剃り等)、建築資材、農業資材、お皿等。

寸法安定性

難燃性について

UL94V試験に準ずる難燃性評価試験

  ref. 1 2 3 4
PP 100 47.5 45 40 35
竹粉/繊維 - 47.5 45 40 35
難燃性 - 5 10 20 30
第一接炎燃焼時間(秒) 燃焼 1 1 1 1
第二接炎燃焼時間(秒) - 26 17 11 9
有炎ドリップ 有り 無し 無し 無し 無し
難燃性の判定(V試験) - V1 V1 V1 V0

物性表

品名 PPブロック(ベース材) PPホモ(ベース材) PPブロック+竹粉35% PPホモ+竹粉35%
検査項目 (単位) 試験方法 試験条件 測定値
1 MFR (g/10min)
Melt mass-flow rate
JIS K 7210 230℃ 2160g 45.0 70.0 15.0 23.5
2 密度(比重) (g/cm2
Density(Specific gravity)
JIS K 7112 水中置換法
23℃
0.900 0.900 1.021 1.024
3 IZD衝撃強度 (KJ/m2
Izod impact strength
JIS K 7110 ノッチ付(r=0.25)
23℃
7.5 2.3 3.3 1.7
4 曲げ強度 (Mpa)
Bending strength
JIS K 7171 支点間距離64mm
速度2mm/min
23℃
33.0 53.0 47.1 64.0
5 曲げ弾性率 (Mpa)
Flexual modulus
JIS K 7171 支点間距離 64mm
速度2mm/min
23℃
1470.0 1870.0 2654.6 3257.0
6 引張降伏応力 (Mpa)
Tensile yield stress
JIS K 7113 速度50mm/min
23℃
25.0 39.0 32.2 43.3
7 引張伸び率 (%)
Tensile elongation
JIS K 7113 速度50mm/min
23℃
50.0 14.0 4.1 3.2
8 HDT熱変形温度 (℃)
Heat distortion
temperature
JIS K 7191-1,2 エッジワイズ
0.45MPa
115.0 122.0 151.0 155.3

試験方法:JIS規格に準拠する
注意事項:尚、本成績書の測定値は実測値であり保証値ではございません。

*資料提供 九州工業大学大学院 西田治男元教授

お問い合わせ

本製品に関するお問い合わせは以下担当者までお願い致します。
担当者    :高機能材料事業部・開発部 田中利則
TEL      :03-5219-2176
メールアドレス:dlwf0000014675@zeon.co.jp