用途や配合で多彩に広がる、

合成ゴムの面白さを知って。

担当顧客のことは、
自分が一番知っている。

東京材料に興味を持ったきっかけは、1人当たりの売上高が高く、10年連続で経常利益が伸びている実力派の企業だと感じました。最初の配属は主に合成ゴムを取り扱う基礎材料第1事業部ゴム営業1部。入社後数ヶ月で担当のお客様を持つようになり、そこで心がけていたのは“とにもかくにも、学ぶ姿勢”です。まだ合成ゴムに関する専門知識が乏しく、お客様から学び取りたいと考えました。印象的だったのは、神奈川のゴム及びプラスチック製品のメーカー。何度も通う中で信頼関係が構築され、先方の技術の方に合成ゴムの配合技術についてのヒントをもらえるようになりました。この配合は“部品メーカーの技術の肝”と言えるほど、重要なもの。そのヒントを教えていただけるのは、とても大きなことです。一口にゴム部品と言っても、合成ゴムのほかカーボンブラックをはじめとする多彩な配合剤で構成され、求められる性能などに応じて微調整しながら作られていることを知り、知識の幅が広がりました。この頃から「このお客様のことを知りたい」「担当先のことは自分が一番の理解者でありたい」という思いを強く持つようになったのです。

お客様のニーズに応える
原材料を探して。

入社4年目からは、大手メーカーグループの専属チームに所属。ここは、自動車をはじめとするモビリティ、PCやスマートフォンに代表される電子分野などあらゆる産業にシール製品、工業用樹脂部品、油圧機器、合成化学製品などの多種多様な製品・技術を提供しています。その中で私は、九州エリアの拠点を中心に、合成ゴムや各種配合剤などをメインに原材料の供給を担当。月に数回ほど九州に出張し、お取引様とやり取りをする中で、最近ご依頼が増えているのが、新エネルギー車(NEV)向けのアイテムの開発で使用する原材料です。また、環境負荷の少ない再生可能な原材料や、配合をする際の廃棄物の排出量が少ない原材料など、これまで扱ったことのない種類のものを求められることも増えてきました。社内には蓄積された数多くの仕入先との取引データや、多種多様な業種の知識に長けた社員もいるので、社内外のつながりを活かしながら理想に叶う材料を探しています。ご提案を通じて、原材料の知識も提案の幅も広がっていくのはこの仕事の面白さの一つです。

Member01 T.H
基礎材料第1事業部 ゴム営業3部 2019年入社
生物資源科学部専攻。化学材料は専攻外だが、「この会社で成長したい」と東京材料に入社。
入社後は、基礎材料第1事業部 ゴム営業1部で営業を担当。入社4年目からは同事業部のゴム営業3部へ。
※所属は2025年3月現在

会社の強みをフルに活かして、
ビジネスの可能性を広げたい。

東京材料には15の海外拠点を活かしたグローバルネットワークがあります。この強みを活かして、お客様のために何かできないか?を日々考えています。その提案の一つとして力を入れているのが、製品の「輸出代行」です。社内には「環境・技術部」という法規制などに対する専門部署があり、昨今、煩雑になってきている輸出入業務を適切に行い、海外拠点を持たない仕入先様に代わって現地での在庫対応も多く行っています。この豊富なノウハウを活かすことで、お客様の海外の販路拡大に役立てられるかもしれない。そう考えてお客様にお話ししたところ、輸出業務を一手に任せていただけるように。市場の変化を捉えながら、まだ展開していない国への販路を広げたり、材料の開発支援にも挑戦していきたいです。今後はより一層、東京材料が擁する各拠点とのグローバル連携を意識しながら、世界的な規模でより強くお客様に貢献していきたいと考えています。

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