特殊な材料の可能性を

さらに広げるために、

アンテナを張り巡らせて。

人材派遣営業から見た、
東京材料の魅力。

東京材料にはさまざまな業界出身者がいますが、私もその一人。大学卒業後、社会人野球チームで1年間プレーし、その後は小さな飲食店を経営しました。しかし、30歳を機に「サラリーマンをしたことがない」と営業職に興味を持ち、人材派遣会社へ転職。自分より若く優秀な営業もいる中で、持ち前の負けず嫌いの性格を発揮。さらに飲食店で磨いた“雑談力”でお客様との関係を深め、後輩指導も任されるように。実は、東京材料の営業担当として10名ほど派遣スタッフを紹介し、どの方も「仕事が楽しい」と活躍しています。多くの企業を担当していましたが、東京材料の社員の方と話すうちに仕事に誠実に向き合う姿勢に触れ「いい会社だな」と興味を持つようになり、東京材料に転職を決意しました。東京材料に転職後は人事総務部に所属。社内の人脈が広がる中で「営業として、うちの部署に来てほしい」という声をいただくように。「営業が好き」という想いもあったので、基礎材料事業部ゴム営業1部に異動しました。

コンビニやドラッグストアで、
商品を見つける嬉しさ。

私が所属する、ゴム営業1部で扱う商品は、タイヤや自動車部品で使われる、合成ゴム材料やゴムに添加する薬品が中心。主に工業用途が多いのですが、私が扱っているのは部署の中でも少し特殊な、食品や医薬、自動車や雑貨に使われる粘着製品。東京材料は、この粘着剤材料で世界トップシェアを誇るドイツのメーカーの日本代理店で、私はその主担当。粘着材料を販売する面白さは、やはりチューイングガムや張り薬など、多くの人が知る身近な商品に使われること。コンビニやドラッグストアで、自分が販売した粘着剤材料が使われている商品を手に取ったり、家族や友人に「この商品に使われているよ」と自慢できるのも、この仕事の醍醐味。また、東京材料の顧客の多くは工業製品関係の為、なかなか接点のないお菓子メーカーや医薬品メーカーに企業に提案ができることも面白さのひとつです。東京材料の営業になっても大切にしているのは、やはりお客様との会話。日頃のやり取りから、課題やニーズを引き出すことを心がけています。

Member01 T.H
基礎材料事業部 ゴム営業1部 2022年中途入社
前職の人材派遣会社で営業を担当。東京材料に転職後、
グローバル管理本部人事総務部で採用活動に携わる。
入社2年目からは基礎材料第1事業部 ゴム営業1部に異動し、営業を担当。
※所属は2025年3月現在

「環境貢献」を切り口に、
販売戦略も。

粘着材料の日本代理店の主担当の業務は、仕入先メーカーの営業担当の方との、まさに二人三脚。時には売上に対してシビアな目で見られることもあります。社内には取引先に関する情報が蓄積されているので、その情報をもとに「このお客様に、こんな用途で提案できないか」と、一緒に新規開拓していくための働きかけをしたり、既存顧客の意見を吸い上げて用途開発を持ちかけるなど、何か形になれるように日々動いています。たとえば今だと、シーリング材やソーラーパネルにも、この粘着材料が活用、検討されるようになってきているので「環境貢献」という切り口でアピールできる。常に「何かないか?」とアンテナを張って、市場調査をしたり、他のゴム営業だけでなく、高機能樹脂のチームにアイデアをもらいに行くことも。その中で見つけたアイデアをぶつけて、議論を重ねる中で、仕入先メーカーとも自分らしく向き合えるようになりました。ものづくりやゴム技術の知識はまだこれからですが、今担当している粘着材料を突き詰めて、他のゴム材料や高機能樹脂などの可能性をもっと広げていきたいです。

ENTRY